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急性ぎっくり腰の応急処置について

ぎっくり腰 応急処置重い荷物を持ち上げようとしたとき、または、せきやくしゃみといった日常の何気ない行動の瞬間・・・

ふいに突然「グキッ」っと襲ってくる痛みーぎっくり腰。実は、急性のぎっくり腰というのは捻挫または打撲のような状態です

慢性的な腰痛・坐骨神経痛とは区別して考えてください。ですから、手や足をぶつけたり、ひねったりしたときと同じ捻挫や打撲の症状なのだとまず知っていただきたいと思います。そのように考えていただくと、正しい応急処置の手順を踏めば回復を早めることができます。

そこで、急性ぎっくり腰になってしまった場合の一般的な応急処置方法をご紹介します。

 

大至急まずは患部を冷やしてください

グキッっときたら、できるだけ早く患部を冷やしてください

ぎっくり腰の応急処置法

上の写真のように、うつ伏せの状態で患部をアイスノンなどで冷やします。

うつ伏せが無理な場合は横向きで少し体を丸めながら骨盤ベルト等の間に保冷剤を入れてください

 

冷やす時間は、冷たい感覚が少し麻痺するぐらいまで。
個人差はありますが、およそ1~2時間くらいを目安にしてください。

 

もしその後、まだ痛みが出てくるようでしたら安静にしてふただび冷やしてください。

少し痛みがやわらぎ、心身ともに落ち着いたら、まずは整形外科でレントゲンと痛み止めの注射を打ってもらうことをお勧めいたします。

 

そしてその後になるべく早くかかりつけの治療院・施術院の先生に連絡してください。

 

普段、かかりつけの治療院・施術院がない場合は、まずは当院にご連絡いただいても構いません。

 

その後、就寝時には、ひざの下に毛布を丸めたものを支えにして膝立ちで寝るようにすると楽な場合が多いです。

 

次のような行為は行わない方が無難です。

 

間違った認識では、かえって症状を悪化させてしまう危険があります。

「生兵法は大けがのもと」

以下の行為は痛みをひどくしてしまうことが多いので、特にぎっくり腰になった初日は気をつけてください。

 

×温める(温湿布・入浴など)

まず冷やすことが先決です。すぐ温めると、痛めた筋の炎症がさらにひどくなるおそれがあります。

またお風呂は滑りやすく、しかも痛めた初期は足元もおぼつかず不安定です。
患部をさらに痛める危険性がありますので、数時間は入浴を控えることをおすすめします。

ただし、しばらくたった後は逆に温めることが必要です。いつまでも冷やしていると筋肉の硬直化が進み痛みが増すことがあります。 その見極めが難しいので、なるべく施術院・整体院の先生にアドバイスをもらうことをお勧めいたします。

×もみほぐす(指圧・マッサージなど)

ぎっくり腰の初期は、患部への直接的なマッサージや刺激の加わるマッサージ・指圧は控えてください。
特にご家族や整体資格のない施術者によるマッサージ・指圧行為はおやめください。

×曲げる(牽引・ストレッチなど)

牽引・ストレッチは、炎症を起こしている患部(傷口)をムリに自分で広げる行為です。

痛めた筋をムリに伸ばすと、
傷口が広がり炎症が悪化して痛み・シビレが強くなります。

 

 

こんな方は施術院ではなく整形外科へ

  • 患部が異常に腫れてきた
  • 便や尿で下着が知らずに汚れる
  • どの体勢をしても激痛が治まらない
  • 激しい痛みで夜一睡も出来ない
  • 手先や指先に麻痺が出てきている

このような症状が出ている場合には整体や鍼灸、マッサージではなく、

整形外科へ行って、医師による適切な治療を受けるようにしてください。

 

 

さらに、数日間は下記の動作に十分気をつけてください

  • せき、くしゃみ
  • 歯磨き
  • 顔などの洗面中
  • うつぶせに寝る
  • やわらかい敷布団で寝る
  • 用便中の力み
  • 床からのかばんや荷物の持ち上げ
  • 同じ姿勢による長時間作業終了の瞬間
  • 急に横を向いたり立ち上がるなどの初動の瞬間
  • 誰かとぶつかるなどの不意な受動運動

 

こんな方は再発にもご注意ください

  • 慢性の腰痛(ヘルニア)などを持ち合わせている
  • 風邪やインフルエンザにかかっている
  • 慣れないスポーツや身体活動の後日
  • 腹痛、下痢がつづいている
  • 短期間での急激な体重が増えた(2~3kg程度)
  • 過労・オーバーワークの日々がつづいた状態

 

急な激痛はまずは冷やすこと

くり返しになりますが、急なぎっくり腰に教われた場合は落ち着いて、まずは安静にして患部を冷やしてください。

その後、整体院または整形外科にかかり、専門家の指示に従って回復に努めてください。

どんなに回復しても再発のおそれがなくなるまでには3~4週間はかかるものです。
急性期の激しい痛みがなくなっても、1ヶ月ぐらいはムリをしないでください。

また、関節の軟部組織の修復に必要なビタミンC・コンドロイチン・グルコサミンなどを摂取して自然治癒力を高めることで回復が促進されると言われています。

当院のぎっくり腰専門整復プログラム

伊東市健康スポーツ整体院では、ぎっくり腰専門の整復プログラムをご提供しております。

電気や機械に頼らない100%人間の手による整復施術で、ていねいに「ズレた筋を無理なく時間をかけて元に戻す施術」を行うことで、短期間で安全に日常生活を支障なく送れる状態にまで回復できるお手伝いをさせていただきます。

くわしい施術内容については、こちらのページをご覧ください⇒

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